ボトックス療法
ボトックス療法について

ボツリヌス(ボトックス)療法は、脳卒中後の痙縮(けいしゅく)、手足のつっぱりによって日常生活に支障を感じる患者様に対し、筋肉の過剰な収縮を抑えるボツリヌス製剤を注射することで、動作の改善や痛みの軽減を図ります。
当院では、ボトックス療法の専門外来を設置し、患者様一人ひとりの状態に合わせた適切な治療を提供しています。
リハビリとの組み合わせで治療効果が更に期待されますので、当クリニックでの物理療法に加え、当院リハビリや近隣医療機関リハビリ科への紹介も可能です。
治療の流れ
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01
初診(往診可)
痙縮の程度評価・治療適応の有無判定後適応あれば治療日を決定
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02
再診(往診可)
ボトックス療法実施。15〜20分程度の物理療法
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03
リハビリ実施(自宅リハビリ指導)
治療後2〜3日以内
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04
再診
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05
再診(往診可)
注射1か月後の治療効果判定
効果があれば直の注射予定を決定 -
06
再治療(往診可) 3か月後
※十分な効果を期待するには最低でも3クールは治療継続が必要と言われています。
ボトックス注射後の自宅リハビリ(自主トレーニング)の実施時間・内容の充実度に応じ、治療効果継続期間は長くも短くもなります。